
ケーススタディ
欧州進出における利用実態及びニーズ把握を目的とした受託型グローバルリサーチ活用事例 | 株式会社ネクストスケープ様

お客様のビジョンに共感し、感動を実現します。
※本記事は2021年5月作成の再掲です。Koeeruの前身となるSyno Japan社が作成しています。
事業の概要
お客様の新規事業開拓および既存事業発展に対して、最適なITソリューションを企画提案し、開発から保守までの全工程を提供しています。新規事業を開拓するイノベーション本部では、自社サービスとしてスポーツ自転車の盗難防止IoTデバイス「AlterLock」の開発・販売を行っています。
事業上の課題
スポーツ自転車の盗難防止IoTデバイス「AlterLock」を海外で展開していく上で、現地での需要がどのくらいあるのかを知りたいという思いがありました。
ソリューション(Syno Japan記入)
ネクストスケープ様のスポーツ自転車の盗難防止IoTデバイス「AlterLock」のヨーロッパ展開にあたり、現地の需要をスピーディに調査したいとのご依頼に対し、Synoはグローバルの消費者や企業を対象とする市場調査のデータ収集から活用までを最適化するグローバルリサーチの受託型サービスを提案致しました。
Synoの受託型グローバルリサーチは、世界150カ国1億人のアンケートパネリストに対してインターネットリサーチを実施します。調査対象国のアンケートパネリストに自社開発の多言語アンケートシステム「Syno Tool」で作成したアンケートを配信することで、海外調査を低コストかつスピーディに高品質な回答データの納品を可能とし、日本企業様の海外展開のサポートを行っています。
今回はお客様の初めてのオンライン調査ということで、今回の調査対象となる欧州三カ国(イギリス、ドイツ、オランダ)の想定するユーザーを対象とするオンライン調査において、お客様自身で行っていただくセルフ型ではなく、以前国内で実施した調査票の精査からアンケート画面作成、翻訳、アンケートの配信、回収、データクリーニング後のデータ納品までのプロセスを、Synoのグローバルリサーチチームがお客様と一緒に実施する受託型で実施しました。
ソリューションの結果
結果としては、3カ国(イギリス、ドイツ、オランダ)ともに国内での需要と近い数字をデータとして得ることができ、現地でも自転車盗難防止IoTデバイスのニーズが高いことを知ることができました。また、今回の調査を通じて、国内と海外のサイクリストの視点や習慣を比較することができ、自転車盗難に関する実情だけでなく、今後のマーケティング施策を考えていく上でも有力な情報を入手することができました。
今後のチャレンジ/展望
社会情勢の変動のスピードだけでなく、業界自体もトレンドの移り変わりが早いため、同様のアンケートを定期的に実施してニーズを把握していく必要があると考えています。今後は、スポーツ自転車盗難防止サービスとして日本初のグローバルサービスとなれるように、海外でのブランド認知度の向上、安心したサイクルライフの実現に向けて取り組んでいきます。
ご丁寧にサポートしていただき、ありがとうございました。今後は現地のユーザーの声を製品開発においても活用していきたいと思っています。
株式会社ネクストスケープ 土佐様より
本記事にご興味やご質問がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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