
お客様インタビュー
リサーチ&PRで海外マーケティングのPDCAサイクルを支援|ブルームーン・マーケティング株式会社
※本記事は2018年9月作成の再掲です。Koeeruの前身となるSyno Japan社が作成しています。
Syno Japanは、安価かつタイムリーなオンラインの海外調査を提供し、日本企業の海外進出を支援しています。このインタビューシリーズ「日本企業のデータドリブンな海外への挑戦」では、日本企業が海外進出の際に、オンラインの海外調査を実際にどのように活用しているのか、ユーザーの声と共にインタビュー形式でご紹介します。
事業の簡単なご紹介
今回は、ブルームーン・マーケティング株式会社代表取締役の野田さんにお越しいただきました。野田さん、本日はよろしくお願いします。では早速ですが、御社の事業を簡単にご紹介いただけますでしょうか?


ブルームーン・マーケティングは、旅行およびテクノロジー関連業界における経験・ネットワークを活かして、2010年からの海外から国内向け、国内から海外向けのマーケティングをご支援しています。中でも、近年は2020年に向けてますます重要となる訪日外国人旅行(インバウンド)向けのマーケティング活動が増えています。
インバウンド向けの活動では、数年前はプロジェクト契約(単発)が多い状況でしたが、現在は年間契約(リテーナー)が増え、クライアント様における顧客向けのリサーチから海外向けのPR活動まで、包括的にご支援するケースが増えています。
貴社事業とグローバルインターネットリサーチとの関わり
PRを主としたインバウンド事業の中でもリサーチを取り入れているのですね。そこについて、詳しく御社の海外事業とグローバルリサーチに関してお話を聞かせてくださいますか。


インバウンド支援事業は1社で実現出来ることには限度があり、「横の連携」が欠かせません。弊社は2011年にスペインに特化した海外向けマーケティングをスタートしたこともあり、多くの信頼できるパートナー企業様と連携して活動しています。
中でも、2013年から海外調査における強力なパートナー(Cint社、後にSyno社)と組んで、訪日経験者に聞く「訪日ゲストリサーチ」、一般消費者の声を広く聞くことができる「オムニバス調査」等、複数の海外インターネット調査を実施してきました。これらと組み合わせ、在日および旅行中の外国人向け定性調査を組み合わせることもあります。
弊社のご提案の方向性として、「(特に市場の把握が難しい海外向けには)プロモーション予算の一部を事前調査に充てることで、残りの予算の費用対効果が変わります(=効果を出せる戦略を立てることができる)」とお伝えしています。「リサーチ&PR」の組み合わせが、弊社のご提案の強みとなっています。
現在、ブルームーン・マーケティング社にはSyno Japanの開発するアンケート収集システムSyno Tool、海外リサーチのSyno Answersをご利用頂いておりますが、弊社ソリューションを利用する理由とその内容に関して、ご説明いただけますでしょうか。


弊社は、お客様の予算に合わせてワンストップでインバウンド向けマーケティングのPDCA*をご支援できることを強みとしています。その中心が上記の「リサーチ&PR」になっています。現在はSyno Toolを弊社自身で導入し、多言語調査のプログラミングまで行うことができます。今後も効率よく、スピーディーな海外インターネット調査をサービスの一つとして拡充していきたいと思います。もうすぐSyno Toolを活用した新サービスを発表できる予定です。
*[P=Plan(計画)/D=Do(実行)/C=Check(評価)/A=Action(改善)]
実際にSyno Tool、Syno Answersを導入し、何か新たな発見がありましたでしょうか。また、その結果を今後どのように利用していきたいとお考えでしょうか。


例えば、「すでに5カ国にはターゲットを絞っているが、本格的にプロモーションする国を決めるためにより踏み込んだ調査がしたい」という案件で、当該5カ国向けにインターネット調査と定性調査を組み合わせて実施し、適した選択肢に絞り込むことが出来ました。
「なんとなく」でターゲットを決めてみても、実際に調査してみると「思いがけないインサイト(実は自国と日本からみた「アピールポイント」が被っていて、その国にとっては魅力的ではなかった、、、等)」が見つかることがあります。また、費用はややアップしますが「自由回答欄」を設けると、そこにヒントが隠れていることもあります。
今後日本への訪日旅行者に製品やサービスを提供したい企業様、または逆に海外進出を試みる企業様においての「ターゲットになり得る対象国」は増えていく一方だと思います。既存の情報だけでなく「自社の仮設(質問)をぶつけるからこそ得られる情報(インサイト)」は今後もますます重要になってくると思います。
今後、他に依頼してみたいことはありますでしょうか。(例えば、次回はパネル構築や、カスタマイズダッシュボードを作成したいなど。)


もっとSyno Toolを使いこなし、より多くのクライアント様に海外インターネット調査を活用していただけるよう、支援していきたいと思います。クライアント様側で簡単に結果を確認できるダッシュボードのカスタマイズもお勧めしたいです。
Synoはクライエントのリサーチニーズに合ったリサーチシステムを開発しています。今後、Synoに開発を期待するリサーチシステム(国内外問わず)はございますか?


日頃のフィードバックは伝えていますが、やはり他の大手様がされている「分析ツールの提供」がないので、我々はExcel等でデータをいじることになります。1カ国の簡単なデータは直ぐ抽出できますが、今後多国籍の場合でもシステム上で簡単なGT(単純集計表)だけでも抽出できるとありがたいです。今後の開発に期待しています!よろしくお願いします。
本日はお話ありがとうございました。今後もSyno Japanはブルームーン・マーケティング株式会社様と強力なパートナーとなれるよう尽力していきます!

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