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鎌倉に新オフィス開設及び本社移転のお知らせ
国内外の顧客の声(Voice of Customer、以下VOC)の収集から活用までのプロセスに対してDXを推進するグローバル顧客データ基盤(Customer Data Platform、以下CDP)を開発するKoeerüは、デザイン思考に基づきスマートシティ、観光・旅行、ソーシャルビジネス分野でお客様と共創開発を進めてきたCDPの事業拡大及び新たな分野としてEコマースに特化したCDPの開発を背景に、神奈川県鎌倉市に本社を移転し、新オフィスを開設しましたことをお知らせします。
2021年3月の会社設立以来、お客様が抱えるVOCの収集から分析、活用までの課題に対するソリューションとして、VOCを提供するユーザー及びVOCを活用するユーザーに対してデザインリサーチを行い、現状と課題をベースにCDPのデータ収集から活用までのフローを設計しています。主に下記の分野のお客様と共にアジャイル開発し、実際の運用を通じてデータ基盤を構築して参りました。
- スマートシティ:地方自治体や観光地域づくり法人(DMO)などを対象に、市民や観光客、在勤者など地域に関わるステークホルダーの声を取り入れ、ステークホルダーとの合意形成や観光振興による地方創生、関係人口消費の向上などスマートシティが抱える地域課題の解決を目的に、地域一体で共創する地域顧客データ基盤。
- CX / EX:顧客体験(CX)や従業員体験(CX)向上を目的とした、NPSや満足度などロイヤリティ指標の収集から分析、可視化、共有、活用までのプロセスを効率化し、タイムリーな施策につなげるための顧客データ基盤。観光・旅行業、リテール、B2Bなど、さまざまな業界に特化したCX/EX基盤を設計・構築。
- ソーシャルビジネス:発展途上国におけるデータリテラシーの向上による社会課題解決を目的とし、データの収集から分析、活用に対してDXをもたらすデータプラットフォーム。JICA Africa Open Innovation 2020の「市場志向型農業特化型マーケティングプラットフォームによるタンザニア農家支援」の採択事業。
上記のデータ基盤の本格的な事業拡大と同時に、新たな分野となるEコマース(越境ECを含む)に特化するCDPの第一弾開発事業として、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)の「中堅・中小企業輸出ビジネスモデル調査・実証事業費補助金」事業として採択頂いた「デザイン思考に基づく、越境EC特化型CRMシステムの設計・開発及び実証事業」が開始します。
これまでは、神奈川県鎌倉市に拠点を構えるKoeerüの戦略パートナーであるSyno Japan株式会社と連携し、上記のCDP事業を展開して参りましたが、人員を拡充し、これまで構築してきたCDPの本格的な展開と新規のデータ基盤開発を進めるにあたって、鎌倉に新しいオフィスを開設し、本社を移転する運びとなりました。

住所 :〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷1丁目8-1 山口ビル3F
電話番号 :0467-38-4220
交通アクセス:鎌倉駅 徒歩2分
ウェブサイト:https://koeeru.com/
「Koeerüは、起業前の2020年コロナ禍で既存ビジネスの大きな壁に直面した時に、その時の鎌倉チームで考案したビジネスモデルです。以降、VOCの収集から活用において、デジタル化のみならず意識の変革が求められるDXを推進するお客様と共にデータ基盤を構築して参りました。このビジネスが誕生した鎌倉という、既に馴染みのある土地で新たなチームを迎えて、「顧客の声を聴く」という原点回帰のDXソリューションを引き続きお客様と共創していきたいと思います。」と株式会社Koeerüのチーフデザインオフィサー長野草児は話します。
Koeerüは、これまでの京都とハノイ、そして新たな鎌倉オフィスの三拠点より、国内及び海外のお客様の顧客データに関わる課題を解決するCDP事業を拡大して参ります。
これを機に、さらに皆様方のご愛顧を得られますよう 専心努力いたす所存でございますので、今後ともなお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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