
ケーススタディ
観光客CXを収集するアンケートシステム開発事例 | 栃木県観光交流課様

※本記事は2021年6月作成の再掲です。Koeeruの前身となるSyno Japan社が作成しています。
事業の概要
訪日外国人旅行者に係る栃木県の認知向上及び誘客促進に取り組んでいます。

事業上の課題
従前からの課題としては、栃木県の認知度をいかに向上させるかということが挙げられます。それに加え、新型コロナウイルス感染拡大により大きな影響を受けたインバウンドの観光需要を、海外渡航再開後、いかに取り戻していくかという新たな課題もあります。
ソリューション(Syno Japan 記入)
Syno Japanでは、栃木県がインバウンド施策に活用するため、訪日外国人などの観光客を対象とした調査システム「栃木県観光客アンケートプラットフォーム」を開発しました。栃木県を訪れる外国人旅行者を含む観光客のニーズを継続的かつ詳細に把握するため、調査員がスマートフォン、タブレット端末等のポータブルデバイスにダウンロードしたアプリケーションを用いて対面式アンケートを実施するためのアンケートプラットフォームです。
対面式アンケートのほかに、栃木県の宿泊・観光施設・観光案内所などに設置したQRコードや、Email、SNSメッセンジャーを利用し、調査員との接触を要さない非対面式アンケートを実施することができます。アンケートの画面作成から配信、分析、共有までの一連の業務やユーザーの管理をCMSとしてセルフ型(DIY)で行うことができます。
また、栃木県観光客アンケートプラットフォームは、旅マエから旅ナカ、旅アトの観光客に対してアンケートを行うことで、観光客のカスタマーエクスペリエンス(CX)という観光客の詳細なデータを継続的に収集することが可能です。栃木県が独自で収集する観光客CXを活用し、観光客の各段階におけるニーズにあった施策や栃木観光に対する満足度の高いリピーター獲得の施策を構築することができます。
ソリューションの結果
何度も打ち合わせを重ね、当初は想定していなかった機能への要望にも柔軟にご対応いただき、従来の紙ベースや外部委託の調査では難しかったようなデータの分析も可能となりました。当初想定していた以上のものができあがったと感じています。
今後のチャレンジ/展望
システムを活用し、各種データの分析に基づいた施策を検討していきます。また、栃木県庁だけでなく、市町を含めた栃木県全体でデータを共有・活用できるようになればとも思います。将来的には、「栃木ってどこ?」から、「あの栃木ね!」と自然に話題に上るような観光地にしていきたいです。

Syno Japan様は、アンケートの構築を専門とされていることから、我々が意図するところを的確に汲み取ってくださり、ストレスなくスムーズに事業を進めることができました。むしろ、我々の要望を元に、更に一歩踏み込んだご提案などを積極的に頂けたので、安心して事業をお任せすることができました。
栃木県観光交流課 安野様
Koeeru 観光客CXにご興味がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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